概要
本教材は、看護師を目指す日本語学習者(留学生・外国人看護師候補者等)を対象に、看護実習記録において実際に用いられる語彙を多言語対応の形でまとめた学習教材です。
機能一覧
語彙リスト(語彙リストへ)
- 多言語表示:英語・中文(簡体字)・中文(繁体字)・Tiếng Việt・Bahasa Indonesia・Filipino・한국어の7言語翻訳を切り替えて表示できます。
- 表示項目の切替:読み・例文・穴埋め問題文・頻度・特徴度・有意水準の各列を個別に表示・非表示できます。
- フィルター:レベル・品詞・有意水準で絞り込みができます。
- ソート:表記・読み・レベル・頻度・特徴度でソートできます(ヘッダークリック)。
- 検索:語彙・読み・翻訳のフリーテキスト検索ができます。
- CSVダウンロード:フィルター・ソート適用後の語彙を以下の形式でダウンロードできます。
- 標準CSV(全フィールド)
- Anki用(タブ区切りHTML形式)
- Quizlet用(タブ区切り形式)
- 元データ TSV
- 印刷・PDF:ブラウザの印刷機能を使用してPDFとして保存できます。
学習機能(学習ページへ)
- 語彙の選択:語彙リストでチェックした語彙だけを対象に学習できます。
- フラッシュカード:語彙を見て意味を確認し、「わかった/わからなかった」で自己評価します。
- 選択問題:4択から正しい翻訳を選ぶ問題です。
- 穴埋め問題:例文の空欄に語彙を入力します。読みの表示・非表示を切り替えられます。
- 学習順序:ランダム・頻度順・特徴度順・レベル順から選択できます。
- 学習進捗の記録:「学習済み」の語彙がブラウザのローカルストレージに保存されます。同一ブラウザ・端末であれば次回セッションでも引き継がれます。
教材の構築方法
データ
本教材に含まれるデータは、山元・浅川 (2020) において作成した語彙リストを元にしています。このリストは、機械的に処理をしたため、不自然な語や適切でない語が含まれています。そのような語を修正し、日本語の語彙レベル、翻訳、例文を付与し作成しています。
特徴度
特徴度は、その語が一般的な書き言葉(BCCWJ)と比較して、看護実習記録においてどの程度特有であるかを示す値です。算出方法は山元・浅川 (2020) をご覧下さい。
- 正の値が大きいほど、その語は看護実習記録において一般的な書き言葉より顕著に多く使われており、看護記録に特有の語といえます。
- 負の値が大きい(絶対値が大きい)ほど、その語は看護実習記録において一般的な書き言葉より顕著に少なく使われており、看護記録では使われにくい語といえます。
有意水準(*, **, ***)は、一般的な書き言葉との使用頻度の差が統計的に有意であることを示します。有意水準が付いていない語は、使用頻度の差が統計的に有意でないことを意味します。
| 有意水準 | LLR の目安 | 意味 |
|---|---|---|
| *** | ≥ 10.83 | p < 0.001(0.1%水準で有意) |
| ** | ≥ 6.63 | p < 0.01(1%水準で有意) |
| * | ≥ 3.84 | p < 0.05(5%水準で有意) |
特徴的な語のみを抽出することで、一般的な語を除外することができます。
語彙レベル
語彙レベルに関しては、日本語教育語彙表 を利用しました。
翻訳・例文
各語彙の翻訳および例文は、生成AIを活用して付与しています。そのため、誤訳・不自然な表現・不適切な語が含まれる可能性があります。誤りや不適切な表現を見つけた場合は、以下のお問い合わせフォームにてご連絡ください。
引用情報
山元一晃・浅川翔子. (2021). 看護実習記録に用いられる語彙の特徴の分析. 社会言語科学, 23(2), 67–80. https://doi.org/10.19024/jajls.23.2_67
制作者
本教材は山元一晃(金城学院大学)が制作しました。プロフィールサイト
お問い合わせ
翻訳・例文の誤りや不適切な語、その他教材に関するご意見・ご要望は、以下のフォームよりお知らせください。